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 マルクス読んだ後に法律をやると、見え方が変わってくる。

 

 たとえば民法で、生産段階(請負契約)においては、とにかく請負人が弱い立場に置かれる。

 流通段階では、一方で資本の回転を止めないように配慮しながら、他方でそれが本源的蓄積に至る場合には契約を無効/対抗不可/等とする、という配慮がなされている。背信的悪意者排除論なんかはこの文脈で綺麗に説明が付く

 

 それと自分が民事訴訟法が好きだったのは、資本主義と無縁の世界だからだったと気が付いた。資本主義の影響が小さいために、(「取引安全」などというような得体の知れない要素を容れることなく)すべての対立利益を丁寧に考慮することができるのだ。公害訴訟などの資本主義の影響がかかわってくる問題で、問題が異常に困難なものになるのはこのせいではないか。