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『戦争と平和』第2部第3篇を読んだ。
本作は今のところ、くそおもしろい回→つまらん回→くそおもしろい回→つまらん回...と展開しているのだが、今回はそのうちのつまらん回に当たる。
話としては、ヒロインの1人であるナターシャを巡る、3人の男たちの悲喜こもごもが描かれる。
まず出世の階段をひた走るボリスが、ナターシャと両想いになりつつも、こいつと結婚したら出世ができんな・・・、と思って身を引く。
他方、第2のナポレオンになる野望を打ち砕かれて、生きる意味を見失っていたアンドレイは、生命力あふれるナターシャに惚れて、婚約にこぎつける。
離婚騒動と所属するフリーメイソンへの疑問から、何だか鬱気味のピエールは、アンドレイからナターシャに求婚するんだという告白をされて、何だかもやもやする。
こっからアンドレイはナターシャに裏切られてぼろぼろになり、ピエールはナターシャに秘めた想いを告白することになるらしいので、次回に期待。